感動する

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コモチジャコ Amblychaeturichthys sciistius アカハゼ属

初め その光景を見たときには驚愕した

コモチジャコ
矢野ハゼ図鑑が出るまでは「魚類生態図鑑」の水槽写真でしか見たことがなかった
変わった名前の地味なハゼという印象しかなかった
初めて実物を見たときはこれがコモチジャコ?と信じられなかった
図鑑写真とはかけはなれた魅惑のハゼだった

昨日 潜ったポイントにそのコモチジャコが群れていた
サビハゼよりも多いのではないかと思うぐらい群れていた
その時の驚愕をどう伝えれば良いのか
カメラはマクロレンズなので一匹しか撮れない ワイドレンズもこの透明度では役に立たない
この後ろに何十匹というコモチジャコが群れているのだ

きっと感動する

幼魚

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ナガサキスズメダイ Pomacentrus nagasakiensis スズメダイ科

幼魚が増えてきた
水温が安定せず、魚たちの繁殖行動が乱れている今年
ようやく水中には幼魚たちが増えてきた
今年は例年に無くコブダイの幼魚が大発生
探さずに見られるのは重畳

陸上では暑い日が続く中
横浜の中華街でカメゼリーなるものを食べた
タピオカなどのドリンクに混ざって冷やされた缶が売られていて
その場で食べられるのだが
はっきり言って苦かった
体に良さそうな味だった
カメゼリー

メバル

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ウスメバル Sabastes thompsoni フサカサゴ科

安良里のビーチでは群れで遊泳するタイプのメバルが常時3種類見られるが
ウスメバルは数が一番少ない
ウスメバルの生息域は、他の2種より寒く深くなっているからか

今年は水温が上がりきらないので彼らにとっては心地が良いのかも
我々ダイバーにとっては頭が痛いことであるが

なんか少し前に同じようなことを書いた記憶が...

泥の聖地へ

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オキナワハゼ Callogobius hasseltii オキナワハゼ属

安良里のお盆のもの凄い混雑(多分)を避けて 泥の聖地「三保」に行って来た
相変わらず知的好奇心を充足されまくりでヤバイ一日だった

そんなわけで少しアカデミックなことを
日本産魚類検索という図鑑にハゼの見分け方として頭部感覚器官の図というものが乗っている
ハゼの頭部には人間の指紋のように種によって特有の覚器があるのだ
これまで図鑑を見ながら そんなもん解剖でもしなければ確認できんと思っていたが
写真にちゃんと写っていた

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日本産魚類検索 全種の同定 日本産魚類検索 全種の同定
中坊 徹次 (2001/01)
東海大学出版会
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ご利用は計画的に

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アリアケカンムリ属Sabellaria またはカンムリゴカイ属Neosabellariaの一種 本文と関係なし

事前に良く確認しましょう
タイトルからして消費者金融のようになってしまった
カメラの電池が水中で切れてしまった
フィルムに比べるとデジカメは断然電池の消耗が激しい
電池残の表示を良く見落とし たびたび水中でバッテリが切れてしまう

でも今はもう一台新しいビデオを手に入れたのでそちらの方で遊ぼうと思ったら
目の前でトビヌメリの雄同士が背びれを全開にばさっばさっと示威行為を始めた
興奮を鎮めながらレンズを向け続けていると片方の雄が相手の吻に食いついた
いきなり画面に「テープの残量がありません」の表示?!...
そういえば、先週志津川で撮り撒くって10分そこそこしか残っていなかった
目の前では吻を咥え合ったまま片方の雄が馬乗りでもう片方を押さえつけている
心の中でカウントを入れたさ...
ビデオには「テープの残量がありません」という表示が点滅していた

これは
いつも潜っているから良いや どうせ大して撮るものもないだろうという慢心から来たものだ

海はいつでもおもしろいんだぞ
と 海に諌められた気がした

とぼとぼ戻る途中のケイソン2で ダメ押しにサカタザメが普通に横たわっていた
ふふん と横目で見られた気がした


またまた北へ 参

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ソメワケウミクワガタ Elaphognathia discolor ウミクワガタ科

志津川で忘れてはイケないのがこのウミクワガタ
昆虫のクワガタとほとんど同じ姿をしている
複数の異なるグループの生物が、同様の生態的地位についたときに
系統に関わらず身体的特徴が似通った姿に進化する現象を収斂進化というが
果たして陸上と海中という生活環境でも収斂進化は有り得るのだろうか

でも良く見ると
実は頭部以外は似ていなかったりして

またまた北へ 弐

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スナビクニン(Yo) Laparis punctulatus クサウオ科

今年の春 伊豆半島に大量に発生したスナビクニン
黄金崎ビーチでも沢山みられたが やはり北に行くとそれこそそこら中にいる
もちろん自分では容易には見つけられないのだが
現地ガイドはこともなげに ほいほいと次々に別の個体を見つけ出す
毎日の弛まないリサーチと潜り込みあってのガイディングなのだが
そんな努力など一切表に出さないスタイルが心憎い

こんなガイディングを続けて受けていると自分で魚を探し出す術を忘れてしまう
人は怠惰に流れていくもので 麻薬的な魅力はやはり時々に止め置くべきか

それにしても北の海は背景がカラフルで羨ましい