またまた北に

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オコゼカジカ Nautichthys pribilovius ケムシカジカ科

またまた北に行ってきた
まるでプラネタリウムのような瞳をもつこのオコゼカジカは
例によって生態が良く知られていない珍しい魚で
現地サービスがもっとも力を入れて生態を研究している魚の一つである

きらきらと光る瞳が特徴で、正面からの顔はとても愛らしい
毎回行くたびにしつこくリクエストしているのだが
岩にぺとりとくっ付くように棲息しているためなかなかイメージどおりに写真が撮れない...
もっともっとこの海に通えということなのか

北の魚をもっと知りたい!=============
いのちの海 知床―Mother Sea Shiretoko いのちの海 知床―Mother Sea Shiretoko
関 勝則 (2006/06/05)
北海道新聞社

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黒いもの

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サンゴタツ Hippocampus japonicus  ヨウジウオ科タツノオトシゴ亜科

この時期ビーチの白い砂に良く黒いものが落ちている
 サンゴタツ
 ウミテングの幼魚
 ホウボウの幼魚
 タツノイトコ
黄金崎の砂は白いのでこれらは良く目立つ
捕食者の目から見るとどうなんだろう?
生き残り戦略上不利に思えて仕方がないが
自然のみ業は人間の浅はかな思いなど超越しているのだろう
きっと

シロギス

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シロギス Sillago japonica キス科

小さい頃のシロギスのイメージ
白身の美味しいさかな
投げ釣りで釣れるさかな

ダイビングを始めてからはシロギスを見るとアオギスを探してしまう
種の絶滅が危惧されているアオギスという魚
本当にそうなのか?僕らダイバーなら探せるのではないか?
といつもそう思う

アオギスとシロギスの違いは腹びれと臀びれが黄色味がかるという曖昧な違い
水中では多分見ただけじゃ分からない
だから僕らは写真を撮る
まだまだいるんだというのを僕らダイバーが見つけるんだ

と少しだけ熱くなってしまう魚

Wonderful Life 2

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ワレカラの仲間?

フトヤギにびっしりと何かが集っていた
ワレカラの仲間だろうか
フェイスハガーのような彼らの造形を見ていると感嘆する
全ての生きものの造形は等しいパーツから成っているということが信じられない
ハリウッドでどんなクリーチャーが作られようとも
作るのが人である以上自然の造形美を超えることはできないのか

直ぐ裏のカイメンに張り付くベニイザリの顔の上にも
動かないのをよい事に沢山のワレカラが乗っていた

北の魚 その弐

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クチバシカジカ Rhamphocottus richardsoni クチバシカジカ科
この魚が見たくて北の海に通い始めた
英名をグラントスカルピン
サービスの名前にもなっている魚だ
とても魚とは思えない独特のフォルムは一度見たら頭から離れない
動いているところを見ると更に魅了される
とてとてとぜんまい仕掛けのように動く姿は
もうシャッターを切るのを忘れるぐらい可愛らしい

いつも顔のアップしか撮れないけれど


北の魚

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アツモリウオ Hypsagonus proboscidalis トクビレ科

北の魚は普段潜っている伊豆や沖縄のそれとは全く違いほとんどが見たことのない魚だ
形も独特なものが多く、カクカクしたものが多い
このアツモリウオ、北の魚で見たい度No.1だったのが
今回成魚からこの幼魚まで、ごちそうさんと言うぐらい見ることが出来た
鰭を立てた姿がすごく格好が良いのだが、写真では起鰭てないのが残念

その海を知り尽くしているガイドと潜ることはやはり楽しい
北の海に潜りに行く、これが最大の楽しみだ

珍種 ここでは普通種

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ハナツノハギ Pseudalutarius nasicornis カワハギ科

ほんの数年前までは稀種と呼ばれてもおかしくない魚で
別の海に潜っていた頃にはいつか見てみたい魚だった
ここで潜り始めて最初の年、あっさりハナツノハギの幼魚に出会えた
その時は興奮して、何本も何本もフィルムを費やした

それから毎年、この時期には幼魚が出現し、今年もまた出会うことが出来た
今ではすっかり自分の中で普通種となっていて
昔のようにフィルムと時間を費やすこともなくなったが
出会えるとやはり嬉しい魚である

Wonderful Life 生命は素晴らしい

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最も好きだったエッセイスト、故グールドは「生命は素晴らしい」と言った
海の中にいると、グルードの言葉は実感として良く分かる
まるでカンブリア紀に生きていたようなこの小さな生き物は一体なんだろうか
上から見るとイセエビの幼体の様な形だったが
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横から見ると上下に平たくつぶれている
このような造形に一体どのような意味があるのだろうか?
海の中で知らない生き物に出会うたびに、いつもこう思う
「あゝ、生命って素晴らしい」

★ヘラムシの一種だろうとは思いますが、誰か知っていたらこの生物の名前を教えてください

生命の神秘を感じたいときの一冊===================
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